法曹コース
法曹コースの概要
法曹コースは、法学部と法科大学院が連携して、一貫した法学教育を行う新しい制度です。大阪大学法学部は、大阪大学大学院高等司法研究科(法科大学院)と連携協定を結び、2020年2月に文部科学大臣の認定を受けて、法曹コースをスタートさせました。この制度は2019年4月入学者から適用されています。
法学部から法科大学院を経て法曹資格を得ようとする場合、従来の制度では、学部4年+法科大学院2年(法学既修者コース)+修了後の司法試験受験+司法修習1年の約8年が必要でした。これに対して、法曹コースは、学部3年+法科大学院2年(法学既修者コース、在学中の司法試験受験)+司法修習1年の最短約6年で法曹資格を得ることを想定したものです。
大阪大学法学部ですでに設けられている早期卒業制度と併用すれば、法学部3年次に法曹コース修了予定者を対象とする、高等司法研究科の特別選抜入試を受験することができます。特別選抜入試には、本学の法曹コース修了予定者を対象とする5年一貫型選抜(学部の成績と口述試験によって選抜する入試)と、本学および他大学の法曹コース修了予定者を対象とする開放型選抜(論文試験と学部の成績によって選抜する入試)があります。
法曹を志す皆さん、大阪大学法学部の法曹コースで学んでみませんか。