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法学部の紹介

先輩からのメッセージ

就職した先輩からのメッセージ

西山 直人
法学科 2013年卒業/国土交通省

国土交通省と聞いて、みなさんはどんな仕事を想像されますか。道路、河川の整備やまちづくりから始まり、鉄道や航空などの交通モード、はては観光や海上の安全確保、火山活動の監視まで、その仕事の範囲は多岐にわたります。このように非常に多くの仕事を、約1~2年間という比較的短い期間でかわるがわる担当します。私も以前は訪日外国人観光客の誘致を担当する部局にいましたが、その後は公営住宅や空き家を担当する部局に異動しました。

そのため、国土交通省では、自分が担当する仕事のことはもちろん、つねにアンテナを高くして、国内外のさまざまな事象を理解するように努めなければ、仕事になりません。その分、やりがいや知的好奇心も満たされ、自分の成長を日々感じることができます。

大阪大学法学部では、公務員志望や、法曹志望、公認会計士志望の学生が、それぞれ自分の目標に向かって、普段の授業に加えて自発的に勉強する雰囲気があります。また、大阪大学は、部活やサークル活動も活発ですし、インターンやボランティアの機会も多いので、やりたいことがあれば、いくらでもチャンスがあります。そのような雰囲気に身を置くことは、これから夢に向かって努力し、社会に翔いていくみなさんにとって、非常にプラスになることと思います。

大阪大学法学部を志望されるみなさん、ぜひこれらの機会を積極的に活用し、実りある大学生活を送ってください。

松本 建太朗
国際公共政策学科 2012年卒業/関西電力株式会社

私は関西電力株式会社で、電力需給状況や市況価格で変動する火力燃料費の収支リスク管理をしています。統計手法をもとに収支変動幅を算定し、金融技術などを活用して変動幅を許容範囲に収める仕事です。伝統的な社内常識にとらわれない、先進的な戦略立案ができるよう努力しています。

私の学生時代のゼミと課外活動について紹介します。

赤井伸郎教授の公共経済学ゼミに所属し、3本のグループ論文を執筆しました。東日本大震災後、電力不足が議論されていた際には、節電要請・猛暑・ピーク価格導入の要素を同時に取り込んだ需給グラフを弾力性ごとに作成し、危機回避のために政府や事業者が取るべき行動について、政策提言しました。論文執筆はハードでしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で鍛えられた論理的思考力は、今でも生きています。

日蘭学生会議を立上げ、労働・教育などの社会問題について、海外の学生と英語で議論しました。私が代表を務めた第2回会議はオランダで開催され、欧州の投資銀行やITベンチャー、ガス会社を訪問して、先進的なワークスタイルを学びました。欧州最大のガス田をもつグローニンゲンで火力発電所建設現場を視察することもできて、エネルギー業界に身を置く今となっては、不思議な縁を感じます。

後輩のみなさんには、学業を通じて専門知識を深めるとともに、ぜひ海外で、幅広い課外活動を経験してほしいと思います。期待しています!

進学した先輩からのメッセージ

亀田 悠斗
法学研究科 博士前期課程2年生

法学研究科に所属する学生が日々何をしているのかについては、ロースクールである高等司法研究科とは異なり、あまり知られていないように思われます。端的にいえば、法学・政治学を研究しているわけですが、それだけではあまりピンと来ないかもしれません。そこで、特に法学研究科博士前期課程において、学生は日々どのようなことをしているのか、そしてどのようなところに魅力が感じられるのかについて私なりに述べたいと思います。

大学院生の主な目標は論文の作成です。もちろん授業も受けなければなりませんが、授業の負担は学部におけるよりも軽くなっています。そのため、論文を作成するための作業が中心となります。その中で大きな割合を占めるのが文献を読むという作業です。具体的には、自身の研究テーマに関する日本語文献や外国語文献を読むことになります。ちなみに、私は刑法を研究しており、ドイツ語文献を中心としています。そして、それによって得られた先行研究やその他の資料をもとに、何らかの重要な問題の解決のためにどのような寄与をなしうるかについて探究することになります。しかも、この寄与は今までなされてこなかったような新しいもので、なおかつ意味のあるものでなければなりません。当然これは簡単なことではありませんが、だからこそ面白いと感じられるのかもしれません。このような他の場所では得難いような楽しさ・面白さをここでは感じることができるでしょう。まだまだ先のことかもしれませんが、大学院に進学するという道も視野に入れてみるといいかもしれません。

藤井 陽子
国際公共政策研究科 博士前期課程2年生

私は国際公共政策学科を卒業してから、より専門的に学びたい、学びを続けたいと思い国際公共政策研究科(OSIPP)に進学しました。学部では国際法を、現在は国際経済法を専攻しています。特に、国際経済法と国際人権法の抵触と調整の問題について関心があり、研究ではTRIPS協定と医薬品アクセス問題を扱う予定です。

1年次は、基本科目を履修し基礎を補強すると共に、研究テーマに関する専門科目を履修しました。少人数の演習形式の授業も多く、皆が気軽に発言し議論に発展していく授業も多いです。また、OSIPPではインターンシップ参加が奨励されており、単位として認められます。この授業では、国際機関や官公庁、民間企業などさまざまなインターンに参加した学生と実際の現場の様子や課題を共有することができ、自分自身のインターン経験と合わせて進路選択や研究に活かしていくことができます。

OSIPPには、法律・政治・経済の分野を専攻する学生がおり、留学生が多いのも特徴です。社会人経験のある人や仕事と両立している人もいます。国籍や言語、学年に関係なく皆本当に仲が良いです。授業に限らず話が盛り上がり、自身の視野を広げていける環境があります。講演会やセミナーの開催も多く、国際機関やNGOで働かれている方、海外の大学教授などさまざまな分野の第一線で活躍されている方の話を聞くことができます。そのような方たちに自分の考えを話したり、質問したりする機会があるのは大変貴重だと思います。

「国際社会の課題を解決したい」「日本を元気にしたい」「法律・政治・経済に関心がある」などの思いがある方は大学院進学という選択肢を考えてみるのもいいかもしれません。自分の人生です。皆さんが自分らしい夢を持って挑戦し、充実した学生生活を過ごされることを願っています。