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カリキュラム

カリキュラム

法学科で学ぶ「科目」

法学部というと、皆さんが最初に思い浮かべるのは刑法や民法といった法律でしょう。実際に、法学科においては、法律の条文の解釈や適用について学ぶ実定法系の科目が多くを占めています。

けれども、法学科で学ぶのは法律だけではありません。法学にはそれ以外に基礎法と呼ばれる分野があります。基礎法というのは、法の歴史、法の基盤・背景となっている思想、基礎理論、社会的動態などを探求する学問です。また、国際化がますます進む時代においては、外国の法動向や法思想を学ぶことも大切になります。

法学科のもう1つの柱が政治学です。社会のあり方を規定している政治に関する理論や、その分析手法を学ぶ科目も、法学科では重要な位置を占めます。この学問分野についても、政治の生々しい現実に目を向ける科目から、政治の背景にある思想、歴史、理論を学ぶ科目、さらに外国の政治について学ぶ科目まで、豊富に用意されています。

また、国際公共政策学科が併設されていることから、経済学についても、その基礎理論や法学・政治学と密接に関係する一定の科目を学ぶことができます。

「カリキュラム」の構成

法学科では、人間関係や社会生活の土台となる制度とその働きについて、単に現状を理解するだけでなく、歴史を遡り、理念を探求することを通じて、冷静に多面的に分析する力を培ってもらいたいと考えています。

そのために、実定法、基礎法、政治学の各系統において、また経済学についても、学年の進行に合わせて、入門から基礎、さらに応用へ、歴史・思想から実態理解、さらに理論分析へと、無理なく深く学んでいけるよう、カリキュラムの編成を工夫しています。

法学部で学ぶのに必要な力(文献を読み、答案やレポートを書き、プレゼンテーションをし、相手と議論する力)を身につけ向上させるための少人数科目(演習科目)も、1年次から4年次まで用意しています。これらの科目では、授業中の活発で密度の濃い議論に加え、ゼミ旅行などの課外活動を通じて、自由で豊かな知的交流が行われています。

また、情報技術の発達した今日において重要となる、最新の情報を収集・処理・発信する技術を学ぶ科目も、学年の進行に合わせて用意しています。

さらに、より高い学習のステップへと進みたい人のために、さまざまな特別講義や外国語文献研究などの応用性の高い科目や、留学を支援する科目も用意しています。

法学・政治学という社会のあり方を規定する仕組みを勉強する人は、幅広い教養を身につけておかなければなりません。1年次から2年次にかけて学ぶ全学共通教育科目と共に、3・4年次においても、総合大学の利点を活かしてさまざまな教養科目を学ぶことができます。

「カリキュラム」の構成

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