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ゼミの魅力

豊田ゼミ[刑法]

豊田 兼彦教授
(TOYOTA Kanehiko)

1996年 立命館大学法学部卒業
2001年 立命館大学大学院法学研究科・博士課程後期課程修了 博士(法学)
2001年 愛知大学法学部講師
2004年 愛知大学法学部助教授
2007年 近畿大学大学院法務研究科准教授
2009年 近畿大学大学院法務研究科教授
2010年 関西学院大学大学院司法研究科教授
2014年 ドイツ・ギーセン大学にて在外研究
2018年 大阪大学大学院法学研究科教授

豊田先生の刑法ゼミの活動は、前期と後期で分けることができます。前期は、まず、毎週各担当者が課題図書について報告をし、ゼミ生全員で刑法に関する知識を深め合います。課題図書は今まで授業で習った知識を応用したもので難しいのですが、自ら調べたり、ゼミ生同士で疑問点などについて意見を交換したりすることで、理解を深めることができました。そして、豊田ゼミ最大の目玉である名古屋大学との合同演習会に向けた準備にとりかかります。各大学が事前に出された課題について検討したものを9月に行われる会で発表するのですが、今年のテーマは、わいせつ罪の成立のためには性的意図が不要であるとして、これを必要としていた最高裁昭和45年判決の判断を約半世紀ぶりに変更した最高裁平成29年判決について、判例変更の背景や新たな解釈の問題点について検討することでした。課題にどう向き合うかも含め、全てがゼミ生の自主性に任されています。初めは手探りでしたが、その分ゼミ生で協力し合い、自ら学ぶという姿勢が身につきました。また、合同演習会は、他大学の学生とも意見交換をすることができ、刺激的です。

後期は、初めに各々が取り組みたいテーマについてプレゼンを行い、投票によりテーマを決定します。死刑制度撤廃や安楽死、AIと刑法など社会的にも関心が高いテーマについて触れることができました。議論は学生中心で進められますが、豊田先生の鋭い指摘によって議論がいっそう深まります。

豊田先生のゼミは、今年始まったばかりのため、活動は私たち学生に委ねられている部分がとても多いです。そのため、自ら考え自ら進めることが大切であり、自主性を育てる経験ができることが最大の魅力です。今後社会人になる上で必要な能力をこの1年で身につけることができ、貴重な経験になったと感じています。

法学科4年生 H.K.