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法学科で学ぶ

学習の流れ

法学科1年次

D.K.(東山高校出身) 
現在:法学科2年生

1年次春夏学期の開講科目は、他学部の学生と受講する全学共通教育科目が多くを占め、法学部の専門科目は「法学の基礎」と「政治学の基礎」の2つのみでした。1年次秋冬学期以降に専門科目が本格的に増えてくることから、このときには「宇宙地球科学の考え方」などの基盤教養教育科目を履修する人が多いように感じられました。秋冬学期には、「憲法1」や「民法1」といった2年次以降も続く重要な授業だけでなく、法政導入演習というゼミ形式の授業も開講されました。

以上のように、1年次においては他学部の学生と共に受講する授業が多くなるといえます。特に春夏学期は、早く専門科目を受講したい人にとってはもどかしい時期かと思いますが、法学以外の様々な学問に触れ、他学部の学生との交流を深めることができる貴重な機会です。また、サークルや部活動の新入生歓迎活動(新歓)も開催されますので、学習だけでなく課外活動も充実させたいと考える人にとってはより重要な時期といえます。

法学科2年次

M.M.(鳥取県立倉吉東高校出身)
現在:法学科3年生

2年次からは、履修できる専門科目の数が大きく増えます。そのため、基盤教養教育科目は1年次にできるだけ単位を取っておくとよいと思います。法学科では、法学・政治学だけでなく経済学分野の科目も開講されています。法学科は必修科目がほとんどなく、興味関心に応じて自由に科目を選択できるのが、大きな魅力です。また、演習科目が通年で開講され、レジュメを作成して報告を行ったり、テーマについて議論したりします。

私は法曹コースに登録しており、また早期卒業制度も利用することで、学部3年次での法科大学院受験を目指しています。2つの制度の併用により、最短約6年での法曹資格取得が可能になります。法曹志望者にとっては、時間的・経済的に大きなメリットがあるため、法曹コースでの積極的な学びをお勧めします。

2年間の法学部での学びを通じ、日頃何気なく耳にするだけだったニュースを、講義で学んだ内容に結び付けて法的な観点から捉えるようになりました。みなさんもぜひ、学びを日常生活にリンクさせてみてください。物事の見方が変化することに気づき、法学や政治学の面白さが実感できるはずです。

法学科3年次

T.I.(大阪府立天王寺高校出身)
現在:法学科4年生

学部生活後半の3年次には大きな特徴が2つあります。1つ目は履修できる選択科目が大幅に増えることです。そのため、将来の進路選択によって履修する科目が人により異なってきます。例えば、法曹を目指す人は司法試験に関連する科目を重点的に、就職を考える人は将来使いそうな法律科目を選択するとよいでしょう。また、法律科目以外にも、現代社会と法の関係について考える授業などもあり、知見を広げる授業を興味関心に応じて受講するのもおすすめです。

2つ目の特徴はゼミです。ゼミごとに学習の進め方や内容は異なりますが、どれも法律や政治、社会についての理解を一層深められるものとなっています。今までの学習で興味を持った法律、もしくは「なんとなく面白そう」と感じた内容を選び、積極的に他の学生と交流し、研鑽に励みましょう。

3年次は自分の将来をしっかりと考える時間です。就職・大学院進学など、卒業後の進路は多岐にわたります。進路の悩みは一人で抱えこまず、友人や先生、キャリアセンターなどに積極的に相談しましょう。自分の理想の将来像を実現するためにしっかりと学び、遊び、有意義な3年次生活を送ってください。

法学科4年次

Y.S.(聖望学園高校出身)
現在: 高等司法研究科2年

私は他の国立大学(理系の学部)を卒業し、社会人を経験してから本学部に3年次編入しました。このため2年間で100単位を修得する必要があり、4年次になっても春夏学期9コマ、秋冬学期5コマ履修しました。また4年次では法曹養成コースに在籍し、高等司法研究科の講義も春夏学期3コマ、秋冬学期3コマ科目履修をしたため、かなり忙しかったです。

夏休みは法科大学院の入試の勉強、そして法学部には卒業論文がありませんが、11月頃からはゼミでの指導を受けつつ、青雲会懸賞論文に応募する論文(12,000字程度)を書きました。

法科大学院は本学を含め国立の3校を受験し全て合格できました。法曹養成コースは学部に在籍しながら法科大学院の講義を同時に履修できるため、法科大学院への進学を希望する方にはお勧めです。