「大阪大学・職場トラブル対処に関する研究会」は、文部科学省所轄の独立行政法人日本学術振興会から、科研費補助金基盤研究(B)「紛争回避と法化の法理論的・実証的検討」（平成１６年度〜１８年度・研究代表者 福井康太）の補助を得て調査研究を進めています。本科研費研究は、組織の内部で起こる人間関係上のトラブル発生のメカニズムについて理論的・実証的に検討し、トラブルのない、活気のある職場を実現する方策を探る研究プロジェクトです。これまで、関西経済同友会の協力を得て「交流研究会」を開催し、関西主要企業の人事担当者の方々と意見交換の機会を持ったり、大阪府総合労働事務所など行政機関の労働相談窓口に出向いてインタビューを実施したり、最近の職場トラブルの相談件数急増の背景などについて情報収集に努めて参りました。そして、このたびは、箕面市選挙管理委員会の協力を得て、箕面市の有権者を対象として、職場トラブル対処方法に関するアンケート調査を実施させて頂くことになりました。このアンケート調査は学術目的で行われる調査です。その成果は、研究成果報告書や研究論文、学術図書の形で公表されるとともに、教育活動や講演活動を通じてよりよい職場を実現するために用いられます。アンケートを受け取られた方は、是非ともきちんとご記入のうえ、返信用封筒を使ってご返送頂ければ幸いです。