青竹美佳教授が尾中郁夫・家族法学術奨励賞を受賞しました
高等司法研究科の青竹美佳教授が第33回尾中郁夫・家族法学術奨励賞を受賞しました。同賞は、広く家族法の分野において優れた論文、著作を発表した、中堅の研究者等に対し、その業績を表彰するとともに、将来の活躍を期待して創設されたものです。
【対象受賞作品】「遺留分制度の機能と基礎原理」 法律文化社
受賞者の言葉
「このたびは、尾中郁夫・家族法学術奨励賞をいただき、大変光栄に存じます。多くの温かい祝福のお言葉をいただき、心より感謝を申し上げます。賞を賜りました『遺留分制度の機能と基礎原理』では、遺留分制度の変わりゆく姿に着目しています。遺留分制度は、社会の変化、価値観の変化を表しているようで、検討しがいのある興味深いテーマです。ただ、本書をまとめる過程では、自身の能力不足に直面せざるを得ず、苦しい時間を過ごしました。大阪大学の同僚の皆様からの多大なご協力をいただき、本書を何とか出版することができました。この度の奨励賞を、皆様と共同で受賞させていただいたように感じております。」
2022年6月21日に法曹会館「梅の間」にて和田裕氏(日本加除出版株式会社社長)から賞状が授与されました。