Handai Law Letter 第5号
計画室の活動
室長 野呂 充
計画室は、法学研究科及び高等司法研究科の運営委員会のメンバー全員によって構成され、両研究科が共同して取り組むべき問題について審議することをその役割としています。本年度においては、学部教育と法科大学院教育の接合をより密接にする観点から、学部の教育目標等検討WGにおける検討結果について意見交換を行いました。その他、本年度の主な審議事項として、高等司法研究科長室の本館移転や教室・自習室等の一部移転に伴う施設利用の調整、サバティカル候補者の決定やサバティカル制度の運用改善のための申し合わせ案の策定、さらに年俸制導入問題への対応等を挙げることができます。全学的に大規模な改革が進められている中、研究、教育、管理運営のいずれにおいても両研究科が密接な協力関係を有して対処していくことが必要であり、計画室の役割は今後ますます重要になるものと考えています。
財務室の活動
室長 久保 大作
財務室では、法学研究科・高等司法研究科の諸活動を支えるべく、予算の配分を検討するとともに、予算の計画的・効率的な執行を支援するように努めています。また、両研究科と業務運営上密接な関連を有する知的財産センターとも予算上の連携を図っています。
2014年度は、耐震補強工事等の臨時支出が一段落つきましたが、国からの運営費交付金の削減に加え、人件費確保等の理由により大学本部の留保分が増加するなど、両研究科の財務事情は厳しくなるばかりです。
そこで、各室等の資金需要の把握、管理的経費等の削減などの努力により、資源の効率的な配分に努めております。
大学教育に求められることが多くなる一方で財務事情はますます厳しくなりそうですが、今後とも財源の効率的な配分・活用に努め、両研究科の活動を支えてまいりたいと思います。今後とも、ご支援のほどよろしくお願いします。
評価室の活動
室長 野呂 充
評価室は、自己点検評価、年度計画の達成状況評価シートの作成及び外部評価に関する事項を担当しています。教員の自己点検評価として、各教員から毎年提出される自己評価書をもとに、教育、研究、管理運営、社会貢献の各項目に付き、教員の活動状況を、両研究科のウェブサイトで公開しています。2014年度分は、以下のURLからご覧いただけます。
外部評価に関する特筆すべき事項として、高等司法研究科が、2013年度に受審した2回目の法科大学院認証評価において、2014年3月に適合評価を受け、その際、きめ細かい学生指導や教員の研究専念期間の確保が優れた点として指摘されたことをご報告しておきます。
法学研究科
https://www.law.osaka-u.ac.jp/graduate/about/hokoku.html
高等司法研究科
http://www.lawschool.osaka-u.ac.jp/about/self_check_teacher_26.html