大学院高度副プログラム「現代中国研究」

大阪大学大学院高度副プログラムについて

大阪大学では、2008年4月から所属する研究科(専攻)のカリキュラムに加えて、幅広い分野の素養を身につけるとともに高度な専門性を獲得する機会を与え、また勉学意欲を喚起することを目的とした教育プログラムを本学大学院の共通な制度として実施しています。 【詳細

大学院高度副プログラム「現代中国研究」

2010年4月,大学院高度副プログラム「現代中国研究」(グローバルコラボレーションセンター)を開講しました。

プログラム概要

1990年代以降の中国市場の突出した存在感は、中国社会の変容のみならず、中国をとりまく東・東南アジアの政治的、経済的、文化的環境を大きく変容させることとなりました。こうした中国と中国をとりまく国際社会の変化を正しく理解するためには、中国近現代史や国際政治、経済学など複数の視点の獲得と、中国や台湾との国際的な学術交流ネットワークを通した現象理解が不可欠です。本プログラムは、中国近現代史を基盤としつつ、様々な学問領域の専門家による分野横断的で多角的な対話と、中国、台湾などにおける現地実習をとりまぜ、中国の政治や経済、文化、さらには日中関係についての受講者の関心にこたえます。

本プログラムには、中国史をはじめとする多様な分野の専門家から現代中国研究に関わる様々な論点を提示する「現代中国研究」、受講者がそれぞれのテーマに従って課題探求を行い、プレゼンテーションの技術を学びながら口頭発表する「中国文化コロキアム」(集中)の二つの必修科目に加えて、様々な選択科目が用意されています。

担当教員からのメッセージ】(学際融合教育研究センター)
プログラムの概要】(グローバルコラボレーションセンター)

現代中国研究/現代中国研究特殊講義(オムニバス講義)

本講義は大きく分けて2つの部分から構成される。前半では、「20世紀中国の射程」と題し、中国現代史の視点から、中国に対する多角的な見方の前提となる中国の歴史的変遷、および外部との関係において見えてくる広義の中国文化システムについて論ずる。後半では、「21世紀の中国と東アジア」と題し、文化、民族、社会、環境、国際関係、経済、外交、安全保障の8つの視点から未来志向の中国像、さらには中国と日本、東アジアとの関係について考察する。(法学研究科で開講) 【詳細】【シラバス①】【シラバス②

中国文化コロキアム(集中講義)

現代中国研究に関心を持つ大学院生や若手研究者の視野の拡張と研究報告に関するスキルの向上、次世代研究者相互のネットワーキングをめざす。(グローバルコラボレーションセンター<豊中>で開講)

プログラム構成科目

必修科目

選択科目

開講学期・曜日・時限は、予定のものですので、正確な時間割はKOAN やGLOCOL ホームページなどで確認してください。

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