Handai Law Letter

第7号 2017年3月1日発行

国際交流室の活動

室長 大久保 規子

 国際交流室は、外国人研究員・留学生の受け入れ、海外研究者や実務家等の講演会、短期海外派遣プログラムの実施、海外の大学との学術交流協定の締結等を行っています。

 今年度は、外国人研究員(有給・短期1ヶ月)3名を受け入れました。外国人研究員は、教員との共同研究のほか、授業やセミナーを行っています。各国の外国人研究員が実施する授業やセミナーは、日本人学生が多様な制度と文化に触れ、最先端の国際的なテーマについて議論できる貴重な機会となっています。この他にも、インド・グジャラート国立法科大学から国際共同研究促進プログラムを活用して特任准教授を受け入れたり、共同研究のために、3名の外国人招へい研究員を迎えたりしています。

 また、法学部・法学研究科では、中国、韓国、台湾、ウズベキスタン、ブラジル、フランス等、15カ国以上の留学生が学んでいます。正規生は62名(うち国費は18名)(平成28年12月1日現在)ですが、これに加え、交流協定を締結している大学等から長期・短期の交換留学生が多数授業に参加しています。そこで、日本法の導入科目として、各分野の先生の協力を得て、例えば、法学部では「日本の法制度」、法学研究科では「日本法総合演習」をオムニバス科目として開講しています。そのほか、12月にはパーティーを開催するなど、日本人学生と留学生の交流を促進しています。

 日本人学生が海外で学ぶ機会も、さまざまな形で提供しています。2016年度には、オーストラリアのクイーンズランド工科大学と学術交流協定を締結し、法学部の授業の一環として、「法律英語・オーストラリア法入門セミナー」(2016年9月19日~9月30日)を実施し、法学部1回生11名が参加しました。短期海外派遣プログラムに参加した学生は、弁護士事務所等も訪問し、英語力ばかりでなく、国際感覚を身につけて帰って来ます。

 法学部・法学研究科では、大学間学術交流協定を活用するほか、20以上の大学と独自に部局間学術交流協定を締結しています。2016年度には、クイーンズランド工科大学やシンガポール経営大学と新規に協定を結んだほか、台湾の国立中正大学等、既存の学術交流協定も順調に更新し、広い範囲の学術機関とのネットワークを整備しています。

 大阪大学はスーパーグローバル大学創成支援プログラムにも採択され、今後ますますグローバル化に力を入れることになります。このような状況のなか、国際交流室の役割はますます大きくなっています。皆さんのご協力とご支援を心からお願い申し上げます。