Handai Law Letter

第6号 2016年3月1日発行

情報マネジメント室の活動

室長 養老 真一

 情報マネジメント室では、法学研究科・高等司法研究科における情報化についての企画立案、ならびにIT環境の整備・運用を行っています。ここでは情報マネジメント室の日常的な業務を紹介したいと思います。

 まずは、ネットワークの維持管理です。いっときでも停止すると、研究教育に支障をきたします。次に、メールサーバー、Webサーバーなどのサーバー群の管理です。障害が発生すれば速やかに対応しなければなりません。さらには数十台におよぶ学生用PCの管理です。これらのPCをウィルスなどの攻撃から守りながら、稼働させなければなりません。これらを限られた人員で行なっています。

 情報マネジメント室では、教職員や学生が快適に研究教育に専念できるよう、今後も業務に取り組んでいきたいと考えております。

資料室の活動

室長 中山 竜一

 資料室では、限られた予算の中、「ローライブラリー」を中心に法学・政治学の研究と学習に不可欠な文献資料の収集や、各所のデータベース、電子書籍など電子的情報基盤の整備に取り組んできました。さらには、総合図書館に入ることになる貴重図書の選定や、部局をまたがって共同で利用するデータベースなど、全学的な情報基盤の整備にも協力しています。

 こうした豊富な情報源を十二分に活用してもらうため、例年4月から6月にかけて、ローライブラリー職員が法情報の調査・研究方法を詳しく説明する「ローライブラリー・ワークショップ」を実施しています。2015年度はローライブラリー見学会をはじめ、「判例情報の調査・収集」「法令情報の調査・収集」を開催しました。

 また利用環境の整備に努め、社会人学生などの利用の便宜を図るため昨年度に試行を始めた土曜開館を、2015年11月からは月1回から2回に拡充しています。これに加え、基本的文献資料をさらに充実させる目的から、今年度からは、選書プロセスに大学院生の意見を取り入れる枠組も動き始めました。

 これからも資料室では、所蔵資料の充実と、使いやすい研究・学習環境の整備に努めます。皆さまのご助言やご提言をお待ちしています。

学生支援室の活動

室長 名津井 吉裕

 学生支援室は、法学研究科・高等司法研究科における学習支援及びキャリア形成支援に取り組んでいます。法学部生に対する学習支援としては、単位僅少学生に対する履修指導、各種奨学金申請支援等をしています。また、キャリア形成支援としては、就職活動や大学院進学等の体験記をまとめた「キャリアデザイン・データベース」の構築、官庁・企業等の就職説明会の開催支援等をしています。また、青雲キャリア支援基金活用事業として、本学LSの修了生(高江洲ひとみ弁護士、弁護士法人サン総合法律事務所)による「キャリア形成支援講演会」を開催しました(11月17日)。今回は、法政基礎セミナーの受講者(2年生)を主な対象として開催し、100名を超える学生が若手弁護士の日常や弁護士業務に関する興味深い話に耳を傾けていました。

 他方、高等司法研究科の学生を対象とした活動は、同研究科に 設置された「学習サポート委員会」(委員長:名津井吉裕)が担当しています。本年度は、①スプリングスクール(課外講座)の開催、②自主勉強会に対する弁護士アドバイザーによる学習支援(再チャレンジプログラム)、③OULS’SA(オルサ)掲示板の管理・運用、④木曜オフィスアワー番外編(短答式・論文式)の企画・運用、⑤修了生 支援(修了生勉強会・リスタートの会)に取り組んできました。②の 再チャレンジ勉強会は、昨年度同様、活発に利用されています。また、ICTを活用して弁護士アドバイザーと学生・修了生をつなぐ新しい試みであるオルサ掲示板(③)については、新入生のほぼ全員が新規登録した結果、登録ユーザー数が大幅に増加したことに対応して、学生のニーズに合ったコンテンツを充実させる取組みに力を入れています。④については、従来、基本7科目について論文式の問題演習と講評を行ってきましたが、本年度より司法試験の過去問を使った短答式問題の演習を試験的に始めました。⑤については、従来から、司法試験不合格となった修了生に対し、同様の経験を経て合格し、弁護士として活躍されている先輩方との懇談の機会を設定していましたが、名称を「リスタートの会」と改め、その模様や再起に向けたノウハウをオルサ掲示板(③)に掲載して現役生の参考にしてもらう取組みを開始しています。

 学生支援室は、これからも学生のニーズに合った企画を提供していきたいと考えています。