Handai Law Letter

第6号 2016年3月1日発行

国際交流室の活動

室長 林 智良

 国際交流室は、外国人研究員・留学生の受け入れ、海外研究者や実務家などの講演会、短期海外派遣プログラムの実施、海外の大学との学術交流協定の締結などを行っています。

 まず、外国人研究員(有給・短期1ヶ月)4名を受け入れました。外国人研究員には授業やセミナーを行ってもらっています。外国人研究員の実施する授業やセミナーは日本人学生と留学生が一緒に議論に参加できる貴重な機会となっています。この他にも4名の海外招へい研究員が大阪大学法学部・同大学院法学研究科で研究に従事しています。さらに、留学生は正規生で62名(うち国費は11名)です。この他にも交換留学生が多数来ており、ますます多くの留学生が法学研究科、法学部の授業に参加するようになってきています。

 2015年度に特に力を入れてきたのは、短期海外派遣プログラムの実施です。まず、法学部の授業の一環として、オーストラリアのボンド大学で「法律英語・オーストラリア法入門セミナー」(2015年8月31日~9月11日)を実施し、法学部1回生を中心に9名の参加を得ました。短期海外派遣プログラムに参加した学生は、英語力ばかりでなく、国際感覚を身につけて帰って来ます。短期海外派遣プログラムの実施には今後も力を入れていく予定です。

 学術交流協定については、オーストラリア連邦西オーストラリア州パースにある西オーストラリア大学(UWA)との学術交流協定を締結しました。同大学はオーストラリアのトップ大学グループであるグループ8の一つです。インド洋に面しているという地の利を生かして、東南アジアやインドとの結びつきが強く、国際色豊かな一流大学です。大阪大学大学院法学研究科・法学部、高等司法研究科の学生が、交換留学等に積極的に応募してくれることを願っています。また、韓国・亞洲大学校社会科学大学及び国際学部と交流協定を締結しました。韓国で法科大学院を設置した一流大学は法学部を廃止してしまったので、学部との交流が低調になっていましたが、今回は社会科学大学と国際学部との協定で、学部学生の交流が盛んになることが期待されます。既存の学術交流協定の更新も順調で、広い範囲の学術機関とのネットワークが整備されています。そのほか、大阪大学法学部・大学院法学研究科で学んだ留学生の「同窓会」の組織化も引き続き試みています。現在、大阪大学法学部・大学院法学研究科で学び、海外で活躍している出身留学生の名簿作りを進めているところです。

 大阪大学はスーパーグローバル大学創成支援プログラムにも採択され、今後ますますグローバル化に力を入れることになります。このような状況のなか、国際交流室の役割はますます大きくなっています。皆さんのご協力とご支援を心からお願いします。