Handai Law Letter

第5号 2015年3月1日発行

研究活動紹介

高等司法研究科教授 松本 和彦

日越憲法比較シンポジウムの開催

 2014年9月18日(木)、法学研究科及び高等司法研究科は、ベトナム社会科学学院(Graduate Sc hool of S ocial Sc iences)と共同で、ベトナムのハノイにて、日越憲法比較をテーマに「今日における憲法論議:ベトナムと日本-転換期における憲法と社会-」(Current Discussion on Constitutional Law in Vietnam and Japan: In the Period of Global Transition)と題する国際シンポジウムを開催しました。開催に際しては、平成26年度大阪大学部局主催国際シンポジウム等開催支援経費(総長裁量経費)の財政援助を受け、5名の教員と3名の院生が参加しました。

 シンポジウムでは、福井康太教授とVo Khanh Vinh教授(ベトナム社会科学学院長)の司会の下、大阪大学側から3つの研究報告(鈴木秀美教授「日本の違憲審査制の現状と課題」、髙井裕之教授「日本の裁判所の憲法上の構造と、最近の『ささやかな』司法積極主義」、松本和彦教授「ナショナルな立憲主義のジレンマ」)、ベトナム社会科学学院側から2つの研究報告(Nguyen Nhu Phat准教授「最近のベトナム憲法における基本事項」、Pham Huu Nghi准教授「2013年ベトナム憲法における人権」)が行われ、それぞれに対してコメントが寄せられました。法学分野における日越学術交流はまだ緒についたばかりですが、活気に溢れるハノイの街と同様、今後さらなる交流の盛り上がりが期待されます。