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Handai Law Letter 第4号

国際交流室の活動

室長 福井 康太

国際交流室では、外国人研究員・留学生の受け入れ、海外研究者や実務家などの講演会、短期海外派遣プログラムの実施、海外の大学との学術交流協定の締結などを行っています。

まず、外国人研究員については、アメリカ、台湾、ドイツ、トルコから、短期1ヶ月4名を受け入れました。外国人研究員には授業やセミナーを開いてもらっており、日本人学生と留学生が一緒に議論に参加できる貴重な機会となっています。そのほか、何人もの海外招聘研究員が大阪大学法学部・同大学院法学研究科で研究に従事しています。留学生は99名(学部20名、大学院博士前期課程28名、同後期課程10名、研究生・特別聴講学生等非正規生41名)を受け入れ、ますます多くの留学生が法学研究科、法学部の授業に参加するようになってきています。

2013年度に特に力を入れてきたのは、短期海外派遣プログラムの実施です。まず、法学部の授業の一環として、オーストラリアのボンド大学で「法律英語・オーストラリア法入門セミナー」(2013年8月24日~9月7日)を実施し、法学部1年生を中心に25名の参加を得ました。また、グローニンゲン大学短期海外派遣プログラム(同8月21日~9月7日)の実施を担当(部局間持ち回り)し、他学部・他研究科を含め26名の参加を得ました。短期海外派遣プログラムに参加した学生は、英語力ばかりでなく、国際感覚を身につけて帰って来ます。短期海外派遣プログラムの実施には今後も力を入れていく予定です。

学術交流協定については、韓国・忠南大学校法学専門大学院・特許法務大学院、および台湾・国立台湾大学法律学院と大学間協定に基づく学術交流覚書を締結し、ドイツ・ミュンスター大学法学部とも部局間学術交流協定を締結しました。オランダ・グローニンゲン大学法学部およびブラジル・リオデジャネイロ州立大学法学部との部局間学術交流協定も更新しました。また、高等司法研究科と嶺南大学校法学専門大学院の学術交流協定も締結されました。そのほか、留学生の「同窓会」の組織化も試みています。現在、大阪大学法学部・大学院法学研究科で学び、海外で活躍している出身留学生の名簿作りを進めています。

グローバル化がますます進むなか、国際交流室の役割はますます大きくなっています。皆さんのご協力を期待しています。