イベント紹介

【今後の予定】
 今後も魅力的なイベントを企画する予定ですので、楽しみにお待ちください。

【実施済】

7月27日(金)    16:00〜19:00 第3回拡大ワークショップ
2012727日(金)16時から19時すぎまで、ホテル阪急エキスポパークにて、トランスプロフェッショナル・リテラシー科研第3回拡大ワークショップ「基礎研究の社会還元―研究成果の社会化・実用化に伴う多様なリスクとその対応―」を開催させて頂きました。トランスプロフェッショナル・リテラシー科研は、エンジニア、医師、法律家といった高度専門職がそれぞれの専門の垣根を越えてチームワークを発揮するには何が必要なのか、異分野リテラシーを備えた高度専門職を育てていくためにはどのような教育が必要なのか、といった課題について模索的に検討することを目的とする研究教育プロジェクトです。今回の拡大WS企画は、大阪大学大学院工学研究科の森勇介教授によるもので、今日のわが国の産業活性化のためにはで基礎研究の社会化・実用化が必要不可欠であるにもかかわらず、様々なリスクもあり、なかなかそれが進まないという現状があることに鑑み、参議院議員で前文部科学副大臣・大阪大学招へい教授の鈴木寛氏に総論的な基調講演をお願いするとともに、医学系、工学系で最先端の科学研究の社会還元に関わっている研究者、法曹、リーダーシップ教育の専門家に話題提供をしてもらい、最後に鈴木寛議員をファシリテーターとして、わが国でイノベーションのボトルネックとなっているものは何かについて「熟議」するという盛りだくさんな内容でした。(福井康太教授ブログ「法理論を語る」より抜粋)

チラシ: 7_27workshop.pdf へのリンク

会場風景: 2012.7.27WS_pictures.pdf へのリンク



3月25日(日)    15:00〜17:00 第2回拡大ワークショップ
2012325日(日)15時から17時過ぎまで、大阪大学中之島センター3F多目的スペースにて、トランスプロフェッショナル・リテラシー科研第2回ワークショップ「医療行為への『期待』とは―医療と法からのアプローチ―」を開催させていただきました。トランスプロフェッショナル・リテラシー科研(基盤研究(A)・研究代表者 三成賢次)は、医師、エンジニア、法律家といった専門職が、分野を超えて円滑にコミュニケーションをし、チームワークで仕事をするための条件を模索し、教育に反映させる研究を行うプロジェクトです。今回のワークショップでは、平成23225日の「期待権」に触れた最高裁判例(本来はほとんど「期待権」を認める余地がないことを明示した判例ですが)などをもとに作成した想定事例を手がかりとして、医療に対する一般人、法曹の期待と医療現場の認識のギャップを取り上げ、議論しました。科研費研究の一環であり、特に一般参加の呼びかけはやらなかったのですが、予想以上に多くの参加者があり、大盛況でした。(福井康太教授ブログ「法理論を語る」より抜粋)

チラシ: 2012.3.25_flier_final.pdf へのリンク
議事録: 3.25WS_proceedings.pdf へのリンク
会場風景: 
2012.3.25WS_pictures.pdf へのリンク



8月26日(金)    17:00〜19:00 第1回拡大ワークショップ
2011826日(金)17時から19時まで、大阪大学・豊中総合学館5F模擬法廷にて、トランスプロフェッショナル・リテラシー科研(基盤研究(A)・研究代表者三成賢次)第1回拡大ワークショップ「産業医・精神科医・労働法学者の対話―産業メンタルヘルス事例を素材として―」を開催させていただきました。トランスプロフェッショナル・リテラシー科研では、医師やエンジニア、法曹といった高度専門職が、現代の最先端の諸問題に高いレベルのチームワークで取り組むことができるようにする教育モデルの構築を目標に、様々な研究企画を実施していきます。「トランスプロフェッショナル・リテラシー」(領域横断的理解力)はその核となるキーワードです。今回のワークショップは本科研の本格的な研究活動の第一弾という位置づけです。今回は、参加者50人程度とほぼ理想的な人数で、医師、弁護士、企業関係者、社会保険労務士、研究者、心理カウンセラー、法科大学院生など、専門的問題関心のある多くの方に参加していただくことができました。(福井康太教授ブログ「法理論を語る」より抜粋)

8_26workshop.pdf へのリンク
2011.8.26拡大WS議事録.pdf へのリンク

2011.8.26WS_pictures.pdf へのリンク


7月12日(火)    16:20〜17:50 CSCD授業見学(担当:池田光穂教授)
2011712日(火)1620分から18時頃まで、コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)の池田光穂教授が大阪大学吹田キャンパス・工学研究科U2213教室で開講している「臨床コミュニケーション1- 2011」(第13回)の授業見学をさせていただきました。今回の授業見学は、すでに何度か紹介したトランスプロフェッショナル・リテラシー科研研究会ワークショップの一環として実施させていただいたものです。トランスプロフェッショナル・リテラシー科研で再来年度から実施したいと考えている領域横断型専門リテラシー教育の授業の参考にするためです。法学研究科のメンバーは私と事務補佐員の2名の参加でしたが、医学部付属病院クオリティーマネジメント部から3名、工学研究科光科学センターから1名と、幅広い分野からの参加が得られました。池田先生の授業はグループワーク型の授業です。参加学生は工学研究科、医学系研究科、生命科学研究科、人間科学研究科など吹田キャンパスにある大学院博士前期課程レベルの学生です。30名強の学生が5つのグループに分かれ、それぞれ議論しながら与えられた課題に答えます。私たちもそれぞれグループに入れてもらって、学生と一緒に考え、議論し、課題に答える作業を行いました。(福井康太教授ブログ「法理論を語る」より抜粋)

CSCD_pictures.pdf へのリンク


5月30日(月)    18:15〜20:30 第1回研究会
2011530日(月)1815分から20時半ごろまで、大阪大学豊中キャンパス・法学研究科大会議室(法経総合研究棟4F)にて、トランスプロフェッショナル・リテラシー科研第1回研究会を開催させていただきました(私は本科研研究会の事務局長を務めさせていただいております)。

今回の研究会は、今年度から5年間ということで、科学研究費補助金基盤研究(A)「トランスプロフェッショナル・リテラシーを備えた専門家養成基盤に関する模索的研究」(課題番号23240105・研究代表者 三成賢次)が採択されたことを受けて、本研究に関わるメンバーの間でプロジェクトの趣旨についての理解を共有するとともに、今後の研究スケジュールを具体化することを目的に行われました。本研究プロジェクトは、医師やエンジニア、法曹といった高度専門職に領域横断的なリテラシーを備えさせることで、お互いのコミュニケーション・ギャップをできる限り少なくし、ひいては異業種、異分野間でのチームによる仕事を高いパフォーマンスでこなすことができる人材を育成することを目指しています。研究組織には、法学系のほかに、医学系研究科や医学部付属病院、工学研究科、国際教育交流センター、コミュニケーションデザイン・センターの教員が入っており、最初の自己紹介から早速のように領域横断的な議論が展開されることになりました。(福井康太教授ブログ「法理論を語る」より抜粋)