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法学教育

科研

研究概要

本研究では、法曹養成に特化しない学部課程での法学教育が果たしてきた社会的役割と、その指導理念とされてきた内容について、まず多岐にわたる時代と地域をフィールドとした客観的データのかたちで広く収集し、これを法史学・比較法・法理論の諸観点から総合的・立体的に研究し、法学部教育の存立基盤について解明する。その際、社会的賢慮(prudence)を備えた市民の育成機能という作業仮説を立てて検証を進める。本研究の成果に基づき、法科大学院や公共政策大学院などの専門職大学院と法学部教育とのより良い協働関係、さらに高等学校における法教育とのより良い連携関係に関わるグランドデザインを提供する予定である。そのために、本計画の満了後は、政治学・実定法学諸分野との連携協力関係を視野に入れた次期プロジェクトを予定している。

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