2010年6月10日ロイヤリング講義

講師:吉岡康博 先生

文責:角穴 雄祐

「消費者被害の実態とその救済」

 

今日は消費者被害の実態とその救済というテーマでやっていきます。

早速ですがレジュメを見て下さい。今日は、悪徳業者がどうやって、どんなテクニックを使って皆さんからお金をだまし取るのか、そのときにどういう対応をするのかについて話していきたいと思います。レジュメ1はクレジットカードを利用する悪徳業者に関してです。ついでにクレジットカードの仕組みを説明したいと思います。レジュメの2は未公開株詐欺と金融商品詐欺についてです。ひょっとしたら皆さん新聞などで耳にしたことがあるかもしれませんが、思っている以上に高齢者の方たちがこの詐欺に引っ掛かっています。

2ページ目以降に資料を付けています。特に7ページ以降は私が実際に扱った事件で業者が使っていた資料で、個人名を消してそのまま載せました。

では1からお話をしたいと思います。悪質商法業者がクレジットカード制度を利用するとありまして、消費者被害事件でクレジットカード制度が利用される例と書いたので、まずはいくつか例をあげたいと思います。最初から重い話をするのもなんなので、軽い話から始めますと、クレジットカードで消費者被害に合う例として、ご存知かもしれませんが、エステがあります。だいたい手口は、まずサービス券を配ります。例えば脱毛の半額券。5000円のところを2500円にしてもらえる。試しに行ってみると、実際に半額でやってくれるけれど、やってくれるのはほんの1020本程度で、例えば女性の方でわき毛を抜く際に、上半身裸になって腕を上げた状態で脱毛してもらうんですね。20本抜いた時点で半額は終わりで、追加は有料になりますと言われてここから契約の話が始まるんですね。契約なんだから断ればいいんですが、なかなかこの状態では断れない。特に若い女性なんかは説明を聞いてわかりましたとなる。けれども若者なので大金は持っていない。そこでクレジットカード持っていませんかとなります。で、契約をさせられてしまうんですね。これと同じような例で、女性もいるんで恥ずかしいですが、私が最近取り扱っている話で包茎手術というのがあります男性の方だったら、例えば男性雑誌に包茎は恥ずかしいものだから手術しようというようなことが書いてあります。学生だと学割がききますと書いてあって、6万円なら自分でも払えると思い、恥ずかしいからとりあえず行ってみようとなる。実際に行ってみると、パンツを脱がされ、これはひどい等と言われる。手術の失敗例の写真などを見せられる。雑誌に書いてあるケースは一番安いもので、失敗する可能性がある。手術では縫う必要があって、そのための糸が高価で110万円する。皆さんも想像してみて下さい。下半身裸のそんな状況では正常な判断ができないんです。結局口車に乗せられて、わかりましたということで契約をして、その日に手術をして、当然お金を持っていないのでクレジットカードで払ってしまうんです。

次に、英会話の案件がありました。英会話教室で勉強をしようと思って、教室に行く。前払いで入会金30万円が払えないのでクレジットカードで払う。途中で英会話教室が倒産してしまう。昔NOVAの事件がありましたが、NOVAは何が問題かというと、とにかくお金を集めることを目的にして、集めたらその集めたお金でまた広告を打つ。大々的にTVで宣伝をするとまた生徒が来るのでまたお金が集まる。それで講師を雇っていい授業をやっていくべきなんですが、そうせずに自転車操業をしていたんですね。いつか破産するだろうと思っていたら破産した。教室に通っていた人はほとんどが前払いで、少ない人でも10万円、多い人では100万円以上クレジットカードで払っていた人もいらっしゃいました。私のもとにも入会金を払っていたがNOVAが潰れてしまった。毎月クレジットで口座から落ちているんですけれどこのお金はどうなるのかという相談が来ました。

恋人商法というものがあります。これは私が大学の時代からあってなくならないんですが、梅田や三角公園などで声をかけられ、付き合って下さいと言われる。若い男の子や女の子が言ってきて我々は本気になってしまうんですけれど、向こうは付き合う気は全くない。何回か会うと、実はこういう会社に勤めていて、これを使ってもらいたいということで商品を紹介される。私が扱ったのは、パソコンのソフトの会社に勤めていて、それを買ってほしいと言われた事件です。パソコンは古いもので、ソフトはよくわからない競馬の的中ソフトで、クリックすると次の競馬の予想ができる。これでお金が儲かるというようなソフトなんですけれど、これをパソコンとソフトで80万円。女の子は彼氏のために頑張ろうということで、クレジットで払ってしまった。もちろん競馬なんて当たるわけもないし、80万円の支払いに困っていました。

あと問題になるのが出会い系サイトです。ポイントをクレジットカードで買わせます。そのポイントが女の子にメールを送るのに必要だという。使っていってポイントが無くなったらまたクレジットでポイントを買う。

最近多くあるのが現金化商法です。2ページ目の資料を見て下さい。

なんでこんなに悪徳業者がはびこるかというと、貸金業法が改正され、借り入れをするのが難しくなりました。昔はある程度自由に業者の判断で貸すことができたんですけれども、今は年収などによって決まった額までしか借りられません。収入の内主婦などは借りられなくなった。そこで、悪徳業者がクレジットカードを使っているんです。書いてあるように、利用者は40万円とビー玉を得られるけれど、カード会社から60万円の請求が来て損をする。業者は差額の20万円をカード会社からもらって儲けることができる。皆さんなんでこういうことをするのかなと思いますが、お金に困っている人はこういうこと手を出してしまうんですね。

次に、クレジットカードの仕組みについてご説明します。レジュメに戻っていただいて、クレジットとは信用という意味です。ちょっと聞きたいんですが、皆さんの中でクレジットカードを持っている方がいらっしゃいますか。結構いらっしゃいますね。持っていない人は?半分ぐらいですね。

ご存知の方にはつまらないかもしれませんが、ちょっと基本的なところからお話ししたいと思います。クレジットは皆様に対して信用を表示するものですので、カードはただのプラスチックの板ですが、それが信用を与えてくれて、高い買い物ですることができるということになります。簡単にクレジットカードの仕組みについてお話をしたいと思います。皆さんは消費者ですね。例えば電気屋さんからTVを買う。法律的に考えると売買契約で、民法で言うと555条ですね。業者は消費者にTVを引き渡さなければならないし、消費者はTVが10万円とすると業者に10万円を支払わなければいけない。消費者の手元には10万円がない時にどうするかというと、信販会社が出てきます。まず信販会社との間でカード契約をします。で、カードを消費者は持っています。業者と信販会社との間にも関係があって、皆さんレジの所でこのカードとこのカードは使えますという表示を見たことがありますか。それはなぜかというと、この業者が信販会社と加盟店契約をやっているんです。10万円のない消費者はどうするかというと、この売買契約が成立したときにクレジットカードを切ります。それで、サインをします。サインをすると、サインをした紙が信販会社に送られます。信販会社はそのサインを見て立て替え払いをします。これは日常用語でも言いますが、法律用語でも立て替え払いと言います。そして、信販会社は立て替え払いをしたので回収しなければなりません。なので1ヶ月後に消費者に10万円の請求をします。これでは信販会社が儲からないので、どうするかというと、信販会社は業者に10万円払いません。例えば5%引いた9万5000円を払います。5000円が信販会社の手元に残ってこれが利益になります。加盟店は10万円のTVを売って9万5000円しかもらわないので5000円損するんですけれど、10万円が手元にない人に商品が売れるんで、宣伝・広告費用としてこれでもいいんです。10万円手元にありません、一括で払えませんという場合は分割払いをすればいいんですね。分割払いをすれば当然利息がかかりますので、それが信販会社の利益になります。これが基本的なクレジットカードの取引ということになります。ポイントをためている人がいるとかと思いますが、信販会社から消費者にポイントがいって、ポイントがたまれば色んなものと交換できる。で、結局ポイント代はどうなっているかというと、業者が出しているんですね。先ほどの9万5000円を例えば9万4000円にして、ポイントを消費者にあげます。

これが基本的な形なんですけれど、せっかく買ったTVが潰れていた場合。おなじTVに交換して下さいというんでしょうけれど、やっぱりTV要らないなと思って契約を解除したいとなった場合は、この関係をどう解決するかという方法は2つあります。1つは業者から消費者に対して10万円を払う方法です。ただ現実にこの方法はとられていなくて、2つ目の、業者が信販会社に対して9万4000円を返して、信販会社が10万円を消費者に返すという形がとられています。今は正規の手続きを説明しましたけれど、この業者が悪徳業者で、例えば二束三文の浄水器を100万円で買わされた。健康にいいと言われたけれど、調べてみたらそんなことはなかった。この場合は詐欺になります。例えば、クレジットカードでお金を払ってしまった場合でも、信販会社に言えばお金は返してもらえるんですね。

ところが、この裏をかく業者が出てきました。五者関係といいます。消費者がいて、業者がいて、例えばみなさん(消費者)が契約するのが、ここにツタヤのTポイントカードがあって裏にはアプラスと書いてあります。消費者はアプラスと契約していて、業者は例えばライフカードと契約している。Tポイントカードを見ると、JCBと書いてある。これが実際の世界では役に立つんですね。なにかというと、アプラスとライフの間にJCBが入るんですね。カードを発行している会社のことをイシュアーと言います。加盟店契約を業者との間でやっている会社をアクワイアラーと言います。アプラスは私と契約しているのでイシュアーですが、JCBとも契約しているのでアクワイアラーでもあります。ライフも同様です。消費者が買い物をして、業者はライフカードに請求します。ライフカードはどうするかというと、JCBを通じてアプラスに請求します。そして最後にアプラスが消費者に請求します。JCBはブランドがあって特に大したことはしていないんですけれど、間にいるだけでお金が入ってくる。ここに入れるのはVISAMASTERです。次に解除した場合ですが、同じです。ライフ→JCB→アプラス→消費者とお金が返っていきます。基本的には業者に対して内容証明の通知をします。通知をしましたよと言うことをアプラスに言えば、こういった逆操作をしてくれる。

覚えていてほしいのは、チャージバックというのがあります。逆操作をするのに要件がある。そもそも契約がなかったのにレシートを切られたら、チャージバックができます。これだけいたら12人はクレジットカード会社から不正請求が来ます。これはクレジットカード会社が悪いのではなく、こういう(アプラスなど)会社が悪かったりします。

私も不正請求をされたことがあります。海外のホテルでクレジットカードを読み込みます。チェックアウトの時にお金の支払いを求められたが、日本できちんと払っているので払いませんよとサインをしませんでした。帰ってみると、サイトからも請求が来るし、ホテルからも請求が来た。そこでカード会社に連絡したところ、ホテルの方は間違いだったということで、一旦両方が引き落とされたんですが、お金が返ってきました。

出会い系サイトでのぼせてしまったこともあるが、必要のないソフトを買わされてしまった場合はどうなるか。あるいはエステの場合だと、まともな精神状態でしていないので、解除をするか、公序良俗違反で取り戻す。解除の場合は明らかですが、公序良俗違反の場合は審査が必要になる。泣き寝入りかというと、ここのアクワイアラーには加盟店管理義務があります。ライフカードなどは業者とつながって、自分も利益を得ているわけです。ここの業者が悪いことをやっていると知っていた場合は、アクワイアラーと一体なので、お金を返しなさいという判決が出ています。これは非常に厳しい話なので、ライフカードとしては自己防衛のためにしっかりと管理をするわけです。話し合いをしたり、場合によっては加盟店契約を打ち切ったりする。とにかく稼いで、切られたら逃げる。そして会社をまた新しく興してお金を稼ぐ。今では加盟店契約が非常に難しくなっていて、エステなどは加盟店契約ができなくなっています。悪質業者はアクワイアラーと直接契約をすることができません。なので、一つ業者をかませるんですね。これが決済代行です。決済代行という言葉を初めて聞かれた人も多いかと思います。加盟店契約はなかなか厳しくて、今私が会社を作ってもいきなりは契約してくれません。けれど、クレジットカードを使ってほしい。そこで決済代行業者が加盟店契約をするんですね。有名なのが楽天・Amazon。たいがいカード決済ができます。楽天に店を出している会社は直接クレジットカード契約を結べない所も多い。楽天だとクレジットカードの契約を結んでもらえて、楽天も儲かるし、会社も儲かる。楽天ならいいんですが、よくわからない決済代行会社もある。Aという決済代行業者があって、その下に悪徳業者がいる。ライフカードからはなかなか悪徳業者が見えてこないので、信頼してお金を払うと、そのお金が悪徳業者に流れてします。決済代行業者が悪徳業者と手を組まなければならないんですけれど、今度はどうするかというと、ここから先(決済代行業者)を海外に持って行ってしまうんですね。ライフカードは日本の会社なので、日本のことはよくわかっていますが、海外のことだとわからない。われわれ消費者に消費者センターや弁護士がついても、ここから先は闇でなかなか手が出ない。1か月2カ月経ったら消えてしまう。

ちょっと難しいお話だったんですけれど、4ページを見て下さい。世の中でよく使われているのは五者関係です。最近は、5ページに行きますと、加盟店というのが決済代行業者ですね。なかなか手を出せなくなっています。ぜひとも4ページの三者関係・五者関係というのは覚えておいてください。将来カードを使うようになって何かトラブルに巻き込まれた時に役に立つと思います。

話はガラッと変わりまして、私の専門は金融商品関係です。金融商品を売る立場ではなく、買う立場のことをやっています。ちゃんとした株の取引もあればその一方で、これは完全な詐欺だという商品もありますので、今日はそちらの方を2つ紹介したいと思います。あとは気楽に聞いて下さい。たまに新聞にも載っていますが、未公開株詐欺というのがあります。未公開株というのは、ご存じのとおり、証券取引所に上場していない株式のことです。例えば私が会社を立ち上げて、会社が大きくなってきて、もっと大きくしたいと考えた時に株を上場します。上場するとお金が入ってくるので、会社を大きくしたいという野心家は上場しようとします。実際にそういう会社は多くあって、年に何社も証券取引所で上場しています。まだ上場していなくて、上場する予定の会社があると新規公開株の募集があります。Aという会社が上場予定で、株が15万円ぐらいになりそうだけれど、割安で10万円で買える。証券会社で実際に買ってみるといきなり20万円ぐらいの値がつくこともあります。証券会社の人に聞くと、ある程度分かるそうです。この会社はちょっと割安に設定されているけれど、上場した瞬間ガーンと上がるというようなことがわかるそうです。確実に上がると思われる人気のある株は抽選になります。50のところに100人だと抽選になるんですけれど、証券会社の人はある程度目星をつけるそうです。シャッフルをするんですが、証券会社と非常に仲のいい、お金を多く預けているお客さん(Zさん)は外れても表を作る時に入れるそうです。

次に未公開株詐欺というのは、上場予定がない株をあたかも近日中に上場すると思わせて買わせるというものです。資料の6ページを見て下さい。最初に流行ったのはこの図1のような形態ですね。株を買って、上場しないと会社が優良でも売れないんですね。ポカリスエットの大塚製薬や、イーバンク銀行などの株が出回りました。皆さんどうですか。今、大塚製薬は上場していませんが、大塚製薬ならありそうですね。実際は上場する予定はないそうです。大塚製薬の株がどうして出回ったのかというと、私の推測ですが、元々役員をやっていた人がブローカーに売り、それが消費者に出回ったんではないかと考えています。取引をしている人はやっぱりIPOがほしいんですね。先ほどのように財産のない人は抽選に外れる確率が高い。そこに大塚製薬の話がきたら飛びついてしまうんですね。ブローカーと書いていますが、消費者に対して業として株を売ると捕まります。昔は証券取引法、今は金融商品取引法というのがありまして、証券会社以外の人が株を扱ってお金を取ると捕まってしまいます。この図1が流行った頃はまさかそんなことで捕まらないと高を括っていたわけです。絶対に儲かりますと口では言うんですけれど、まさか詐欺罪で捕まることもないし、証券取引法で捕まることもないだろうと考えていたのですが、H18に逮捕者が出ました。それでこのような形態の詐欺はなくなりました。

時間がないので2と3は飛ばします。4は劇場型と呼ばれています。聞いたこともないような会社(A社)で、「うちの株を買ってくれませんか。近日上場予定です。パンフレットを送るので見ておいて下さい。」というような電話がかかってきます。しかし、聞いたこともないような会社なので見向きもしません。パンフレットが届いた頃に株の買い取り業者から「A社の株を売ってほしい」と電話がかかってきます。そして別の買い取り業者からも同じような電話がかかってきて、信じてしまうんです。そしてA社に消費者から電話をかけて株を10株買ってしまいます。そこで買い取り業者に電話をかけると、「15株でしか買い取れない」と言われ、また5株買う。今度は「20株」と言われ、その内買い取り業者とは連絡がつかなくなる。発行会社はあるんですが、上場の予定もなく、赤字を出している。お金を返してもらおうにも会社にお金はない。被害者は高齢者が多いです。買い取り業者は何者だろうと考えると、グルなのはもちろんですが、調べているうちに図5のようになっているとわかりました。発行会社は直接関わっておらず、違法コンサルが関与しています。そしてその違法コンサルの裏には暴力団がいて、ヤバいことがあった時にはこの暴力団が助けてくれるというようになっています。彼等は非常に巧妙で、住所や電話番号は全てバーチャル事務所です。大阪のビルを借りると賃料がかかる。バーチャル事務所だと住所と電話番号が貸してもらえる。郵便はそこに送ればいいし、電話をかけると女性の受付が出て、折り返し電話をする。振り込みがあったら口座を消して、バーチャル事務所の契約も切ってしまえばいい。

7ページを見て下さい。これが実際に未公開株詐欺に使われた株券です。例えば7ページの表側で、〜株式会社と書いてあって、株券らしい。実際に狙われている方は高齢者の方が多くてですね、消費者生活センターにも多く相談が寄せられています。

インターネットなどで調べれば未公開株詐欺多く出てくると思います。だましの手口などは非常に面白いので是非調べてみて下さい。

最後にCFD取引詐欺の話をします。CFD取引を知っている人は?フレックスを知っている人は?ほとんどいないですね。FXがどういうものかというと、外貨預金に似ていて、1ドル=90円だと30円出せばいいんです。そして5円上がると5円儲かる。下がるとその分損をする。ただし、60円になるとその30円はパーになります。実際はこれに万をつけると大きな額になる。外貨預金だと90万円必要ですが、FXなら30万円で済む。投資家がFXによって5万円得すると、FX業者は5万円損することになる。これを相対取引といいます。阪神の勝率やイチローの打率でもいいんですが。FX業者は投資家から手数料を取るのでそれでもうけています。その業者も損をすると困るので他のFX業者とつながって、その業者もまたFX業者や銀行とつながっています。

外貨預金だと、90万円出して27000円儲かります。FXだと30万円で同じだけ儲かります。いい話しかしていませんが、逆になったらそれだけ損をするので気を付けて下さい。これをスワップ金利と言います。

NY原油の上がり下がりで相対取引をするのがCFD取引です。CFDとは、CONTRACT for Differenceの略です。Contractは契約で、Differenceは差です。CFDを使った詐欺がありまして、8ページをご覧ください、スワップ金利を使った詐欺です。100万円だと1年で106万2000円になります。消費者にはCFDをやっていると告げません。人のいいおばあちゃんなんかだと、リスクを分かった上で契約をしますとサインをしてしまいます。CFDまがい取引では必ず損をします。おばあちゃんは売り・買いについて何も言っていないのに、原油が上がって売りをしたので損をしたと言われ、突然9ページのような図を見せられます。その後、取引の指示をしていないのに10万円損したと言われて10ページの図を見せられ、11ページの入金依頼書を出され、最終的に和解書にサインをしてしまいました。あとから警察が動いても書類上契約したことになっているのでどうしようもできない。

社会ではこのような問題が起きていて、結構いたちごっこになっている。皆さんは大丈夫だと思うんですけれど、おじいちゃんおばあちゃんが1人暮らしをしている人がいたら、こういう業者はそういう人を狙っているので注意してあげて下さい。